要点
判断を、確かめられる記録、その解釈、まだ足りない情報の三つに分けます。どれも役立ちますが、知らないうちに別のものの代わりにしてはいけません。
情報の置き場所を決める
複雑な問いに、すぐ完全な答えを出す必要はありません。まず手元の情報を書き、その情報が判断の中でどんな役割を持つかを考えます。
事実は出典・時期・範囲を確かめられる記録につながるものです。推論はその解釈、未知は理解を変える可能性がある未確認事項です。「事実」の欄に入れても、記録自体の信頼性が保証されるわけではありません。
小さな例で確かめる
会議への参加について話している場面を想像してください。これは架空の記入練習であり、実際の出来事の報告ではありません。
記録は「前回より出席記録の人数が少ない」。解釈は「参加意欲が下がったのかもしれない」。未知は「時間は変わったか。オンライン参加者も数えたか。同じ人に案内したか」です。出席の変化と意欲の変化は、別の主張です。
それぞれの限界を確かめる
記録には出典、時期、対象を問い、推論には別の説明を問い、未知には次の行動を最も変える不足情報を問います。
すべての不確実性を解消する必要はありません。重要で、実際に確かめられることから始めます。未解決の限界は消さず、結論のそばに残します。
次の行動を具体的にする
最近判断に迷った主張をひとつ選び、記録・解釈・未知に分けてください。最後に「さらに判断する前に、まず確かめるのは…」と書きます。
カードは専門判断を代替せず、信頼度の点数も付けません。何を知り、何を仮定し、次の問いをどこから始められるかを見えるようにします。